エバミルク(無糖練乳)とは、牛乳を半分以下に煮詰めたもので、生クリームは、牛乳から乳脂肪分を分離して取り出して作られたものです。
生クリームの方がエバミルクよりも脂肪分が多く味も濃厚です。エバミルクといえば、海老のマヨネーズ和え、青梗菜のクリーム煮、マンゴープリン、杏仁豆腐などの中華料理や中華デザートに使われることが多いイメージですが、他にもカスタードクリームやホワイトソース、蒸しパン、ミルクプリン、アイスクリームなどいろいろ使えます。
エバミルク100gで約144kcalになり、大さじ1杯(17〜20g)だと26〜29kcalになります。動物性脂肪の生クリームの場合は100gあたり約420kcal。植物性脂肪の場合は約400kcalになるので、エバミルクのほうがかなりカロリーが低いことになります。
両方とも見た目は白っぽい色をしてとろみもあるので同じような感じに見えますが、コンデンスミルク(加糖煉乳)との一番大きな違いは甘味が加えられているかどうかです。他にも濃縮度合いにも違いがあるようです。
普通の家庭だと、エバミルクはあまり使うことが無いため、いざ必要となった時に買い置きが無くて困ってしまうことがあると思います。そこで、何がエバミルクの代用品として使えるのか調べてみました。
もともとエバミルクは、牛乳を半分以下に煮詰めたものなので当然代用にすることができますが、事前に牛乳を煮詰めておかなければいけません。ただ、水も一緒に使うレシピの場合は牛乳を煮詰める必要は無く、水だけを減らせばいいので楽です。
コンデンスミルク(加糖煉乳)はいちごやカキ氷に使われる事が多いですが、エバミルクの代用として使うことができるようです。ただ、コンデンスミルクは甘味があるので、砂糖などを使った甘味のあるレシピに限られます。
生クリームは代用品として使えないこともないですが、生クリームは脂肪分が多いので料理によってはくどくなりすぎてしまう場合があるので注意が必要です。
スキムミルク(脱脂粉乳)も代用品として使えないこともないですが、生クリームの場合と違って逆に乳脂肪分がエバミルクよりも少ないので、料理やデザートに使ってもあっさりとした味になってしまうので注意して使って下さい。
余ってしまった場合は、別の保存容器に移しかえて蓋をしっかりと閉め冷蔵庫で保存するといいようです。
冷蔵庫なら2週間ぐらい持つようですが、メーカーによって賞味期限が異なる場合もあるかもしれないので、できるだけ早めに使ってしまったほうが良いようです。
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